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2011年04月19日

反省会。

お久しぶりです。

と言うわけで、突発モンハン学園バトルアクション、『アマツマガツチは俺の嫁』編をお届けしました。
できればこの記事の2つ下の記事から読んでもらえるとうれしいです。

このショートストーリーは、今朝アルバトリオンと久しぶりにタイマンを張ったあとでちょっと俺の中で盛り上がってしまった妄想が元になっております。
当初本当にコブシで語る番長マンガのつもりだったのですが、素手で竜撃砲を撃ったらそれはそれでジャンプの格闘マンガになってしまうので、学園異能力バトルアクション路線になりました。

何のことだかわからない人は、とりあえずこの辺読んでください。

アルバトリオンさんは最初ラオウとか大豪院邪鬼みたいな超大男の大番長のイメージだったのですが、寺園先輩ことジエン・モーランとイメージの差別化が図れなかったのと、名前の漢字が思いつかなかったのでガイジンさんになってしまいました。
髪型は黒髪のリーゼントですし全身黒づくめですが、黒人さんではありません。

寺園先輩はいわゆる不良ではありますが、弱い者いじめはしません。
左門か山のフドウ的な人で、夜中に漁業のアルバイトとかして、家で待ってる弟とか妹にお土産を買って帰ります。
主人公はじめ、腕試しがしたいおバカさんに胸を貸すポジションですね。
あと、当然ながら主人公の半田紋星くんの武器がガンスなのは、俺の趣味です。


アマツさんは最初パクロミさんあたりの声でイメージしてたんですが、後編で花澤香菜(シャル)になったり、名塚香織(三郷雫生徒会長)になったり、堀江由衣になったりいろいろしてます。
あと、「見た目がときメモの伊集院レイじゃん」とは、
気がついても言わないのが優しさだと思います。


と言うわけで、感想をお待ちしていますん。

以下、その他なんとなく思っている設定。
アオアシラ(武装:ユクモノ木槌)
 ジャイアン体型のちびでぶ。主人公のクラスメイト。
 入学式の日に、はじめて武装化した体育館裏でノされる。

ボルボロス
 珍しい肉弾戦派。得意技は頭突き。
 主人公は武装化しないとそんな強くないので、余裕こいて「武装化しろよ」とか言った結果、
 当然負ける。

リオレイア・リオレウス
里尾 礼亜(武装:クイーンブラスター⇒月穿ちセレーネ)
里尾 麗臼(武装:ツインフレイム⇒飛竜刀【銀】 )
 同級生の気のいい双子の姉弟だが、実は地元の暴走族の17代目総長とかそんなの。
 二年生の1学期ぐらいでぶつかる。
 普段は緑と赤の髪の毛だが、
 雪辱戦は金髪と銀髪になり、伝統の金銀の特攻服で挑んでくる。

ベリオロス
 実は名前決めてない。(武装も決めてない)
 無免で峠最速とか言ってる浮かれポンチのドラ息子。
 最初は白いFRのスポーツカーに乗ってたが、二回目はWRCモデルのなんかに乗って現れる。

イビルジョー
 こいつもガイジンさんだが、いわゆる街の不良。とにかく粗暴。

ウラガンキン
 街のたこ焼き屋の親父。アゴがデカイ。
 アマツのママにあごを叩き割られたあと、南アフリカの鉱山でダイヤモンドとか掘ってたらしい。

ティガレックス
 帝牙くん。名前と顔にでっかい傷があることしか決まってない。
 たぶんイビルジョーさんと仲がいいと思う。ジョーさんが兄貴分かも。


・・・ウルクススはウサ耳のインパクトが強すぎて、俺の中で
「白いタバネちゃん」になってる。
もすもすひねもすー、みんなのアイドル、ウルクススちゃんだよーん?
でもアシラのいとこ。
あとラングロもちびでぶ。

投稿者 ushila : 21:31 | トラックバック

俺の竜撃砲がこんなに効かないわけがない(おいおいおい

俺とアマツの戦いは死闘を極めた。
ジョーや寺園先輩との激闘とさえ、確かに一線を画していた。

風と水流を自在に操り、時には空高くからも降り注ぐアマツの攻撃に、俺はズタボロにされていた。
オベリスクを持つ手からも力がだんだんと抜けていく。
あと何分、いや何秒? いや、一撃かもしれない。

だが、アマツももう限界のはずだ。
結んでいた髪は乱れ、白い学生服は袖口が破れて灰色に薄汚れ、あちこち血がにじみ、下から白い・・・ワイシャツか?・・・が覗いている。

あと一撃なら一撃でもいい。
ゆっくりと俺に近づいてきたアマツに、俺はオベリスクを振り上げ、砲撃を打ち込む。
「くっ・・・ッ!!」
俺がクイックリロードを行うのと同時に、アマツがひときわ高い苦悶の声を上げ、地面に叩きつけられる。

勝負だ!!
俺は最後の力でオベリスクを構えなおし、アマツに向かう。
踏み込み突き、突き、突き、叩きつけ!!
「フ・ル・バー・ス・トっっ!!!」
ドン、という鈍い砲撃音が響き、たった2発しかない砲撃が、アマツの腹を直撃する。
「キャーーーーーーッ!」
アマツは甲高い悲鳴を上げ、うつぶせに倒れた。

同時に、アマツの能力が解除されたらしく、雨雲が払われて太陽の光が差し込む。
風が止んだ昇降口前で、俺は武装を解き、大きく溜め息をついた。

「ふふっ・・・負けたのか・・・僕が・・・」
こちらも立っているのがやっとの俺の目の前で、アマツが力なく上体を起こす。
乱れたアマツの長髪が頬にかかり、その向こうから微笑むような目がのぞいている。
「こんな目に遭ったのは初めてだよ。どうやら君は本物みたいだね・・・」
単に力が入らないのか、敵意を解いたからか、アマツの声は妙に優しげに響いた。

そこで、俺は違和感に気づく。
こいつ、華奢だとは思っていたが、座り姿が、妙に色っぽいな・・・。
そう、まるで・・・。

「ふふっ・・・」
アマツがさっきと同じように笑う。
あっけに取られた俺は、アマツの顔を確かめようとして・・・。

視線が、こちらに手を付いて起き上がろうとするアマツの胸元で止まった。
これワイシャツじゃなくて、サラシだ!
そして、当然というか、その下には、わりと大きめな胸が・・・!!

「バレちゃったみたいだね、僕・・・いや、わたしの秘密」

アマツは学ランの胸元を片手でかき寄せると、ゆっくりと立ち上がる。
そして、ボロボロのズボンの太ももの辺りをさっさっと払うと、俺を見て、ゆっくりと話しはじめた。

「わたしがこんな格好をしてまで正体を隠していたのには理由があるんだ。
 ・・・この街のバランスはね、君が思っているより微妙なんだよ。
 寺園は確かに強いけど、彼は最後のところで人がいい。だから、彼とは違う方法でこの学園を、この街を治める存在が必要だった」

アマツは、呆気に取られる俺の前で、まだ話し続ける。
しかし、こうやって見ると美人だな、こいつ・・・。
礼亜はいかにもヤンキーだけど、なんて言うか、清楚って言うか・・・。

「ふふっ・・・。
 君も聞いたことくらいあるかな?『嵐の淑女』・・・」

聞いたことがあるもないも。
嵐の淑女といえば、夜な夜な街に現れる都市伝説みたいなものじゃないか。
いわく、暴走族『武流不暗護』をまとめてなぎ払ったとか、帝牙のヤツの顔に傷を作ったのはそいつだとか。
あれっ、たこ焼き屋のガンキンさんも、昔アゴを叩き割られたって噂じゃなかったっけ?

「まあ、私は三代目なんだけどね。あと姉が2人いて、折鶴とリリアンが趣味なんだよ?
 ・・・それはともかく、嵐の淑女と門幡学園第三高校の生徒会長が同一人物だなんて、誰も思わないでしょう?
 だから私は、どちらでも自由でいられたし、この街を守るために戦うこともできたのだけど・・・」
 
 そう言って、アマツは俺にゆっくりと近づいてくる。
 その佇まいの優美さに、俺は身動きできなかった。

「それももう、卒業かな?」
言いながら、なおもアマツは俺に近づいてくる。
「君・・・いや、あなたがかわりにやってくれるでしょ?」
その言葉と同時に、俺とアマツの距離がゼロになった。

俺の肩にもたれかかるアマツの首元から、血や汗とは違う、なんだか優しい匂いがする。
「・・・動かないで」
肩をつかもうとした俺を、彼女の声が制する。
「ここから先の話は、誰にも聞かれたくない・・・」
彼女・・・アマツの声が、一段低くなる。
「この街にはね、寺園のほかに、あと3人の実力者がいるの。
 2人は赤無と浮桓武・・・いわゆる街の不良だけど、巨躯だけじゃなくて、マグマや氷を操る連中よ。
 そして、もう一人は・・・」
 俺の心臓が高鳴る。のどの奥から、ごくりと言う音がする。
 これはやばいことを聴かされている緊張なのか・・・それとも・・・。

「インターナショナルスクールの、アルバート・リオン。
 私でもヤツの現れる先は捉えられなかった・・・。それでも、君になら・・・」
アマツの両手が俺の頬に添えられ、彼女の澄んだ瞳が俺の目を見つめる。
「託せるかも、しれないね・・・」
言い終えた彼女は目を閉じ、俺にさらに近づいてくる。
次の瞬間、俺の唇に一瞬、やわらかい感触があって、それはすぐに消えた。

状況がつかめない俺からさっと離れ、アマツは笑うと。
最初に見た歪んだ笑みでもなく、さっきの優しげな微笑でもなく。
いたずらっぽく、笑うと・・・。
「じゃ、またね。半田君。」
そう言って、昇降口に消えていった。

取り残された俺は体中の痛みも忘れて、まるですべてが夢だったかのように、その場に立ち尽くしていた。

------

同じ頃。
門幡学園第三高校を一望できる、少し離れた高台。
低い唸りを上げる、一台のアメリカンバイクが止まっていた。
暗紫色のガソリンタンクの鈍い光とクロームメッキのガソリンシリンダーのまばゆい輝きを足元に従え、一人の男が双眼鏡を覗き込んでいた。

全身黒の革ジャン、革パンツ。
浅黒い肌と逆立てた髪。

男は片手に持っていたコーラの空き缶をノールックのスリーポイントシュートでゴミ箱に放り込むと、双眼鏡から目を離さずににやりと嗤った。

「・・・面白いことに、なって来たな・・・」

双眼鏡をしまい、丸太のような左腕を中空にかざす。
掌に力を込めると、そこに黒光りする大剣が具現化した。
その名は、煌黒の大剣・・・。

「『嵐の淑女』があの白ランだったのも驚きだが、それを倒す男がいるのも驚きだ。
 さて、俺の居場所まで這い上がって来れるか。
 もう少し、高見の見物と行こうか・・・」

そう言って男は、大剣を地面に叩きつける。
盛大な地割れが起こり、その先に立っていた大木が粉々に砕け散る。
同時に、大剣が輝きを放ち、光の粒子になってかき消えた。

男は壮絶な笑みを絶やすことなく、バイクのスロットルを握る。
ドルンッ!!とエンジンをいななかせ、道の向こうへと消えていった。


続き
反省会。(アマツマガツチ編あとがきとか)

シ京宮ノソレヒの銃槍(だからぁ(アオアシラ編第1回)

投稿者 ushila : 21:18 | トラックバック

とある銃槍の超竜撃砲(おいおい

「君が、半田くんですか?」
寺園、、、いや、寺園先輩との激闘の翌朝、いつものように遅刻した俺は、昇降口の手前で声をかけられて、振り返った。

そこに居たのは、昭和の学園ドラマか、クラスの残念なヤツから巻き上げた、脈絡もなくいろんなタイプの女が主人公をちやほやする漫画の中でしか見たことがない、白い学生服にロン毛を結んだ、上背はあるものの妙に華奢な男だった。

どうせまた面倒事なんだろうなあ、と思い、俺は頭をかきつつ応答する。
「そうだけど、あんた誰?」

その返答は相手の予想通りだったらしく、そいつは右手に持っていた扇子(なんで持ってんだよ)をスッと差し出し、俺を指した。
「僕はこの学校の生徒会長、曲地 天。
 まあ、君が僕を知らないのは予想通りだよ。集会なんか、出たこともないんだろ?」

たしかに、生徒会長なんてものは、俺にとってやっぱり空想の生き物のような存在だ。
「その生徒会長が、わざわざ遅刻した一生徒を待ち伏せるって、何の用だよ?」

そいつ・・・面倒なので、アマツでいいだろう・・・アマツは、目を閉じてやれやれ、という調子で首を振る。
いちいちキザなやつだ。何か変なものでも食べたんじゃないのか。
「君が一生徒だって?本当にそうならいいんだけどね」

俺がそんなことを考えていると、アマツは優等生然とした高く澄んだ声で話しだした。
「残念だけど、君は結構な有名人なんだよ。
 校内の小競り合い程度なら、問題はなかったんだけどね。
 きみ、寺園先輩とも派手にやりあっただろ?
 あれはまずかったなあ。
 あの人はこの街でもトップクラスの実力者だったらしいから。
 まったく、里尾姉弟あたりと遊んでる分には、僕としても見逃せたんだが・・・」

おかしなことを言うヤツだ。
俺と寺園先輩がどうなろうが、それは「こっち側」の世界の問題であって、アマツのような優等生には関係の無いことだろうに。

俺はもう一度頭をかく。
「もう一回聞くぞ。な ん の 用 だ ?」
回りくどい物言いにイラついていた俺の気分を察したらしく、アマツは短く鼻で笑ってから、もう一度俺に扇子を突き出し、今度は静かに、パラリと開く。

「・・・この街のパワーバランスを崩す奴はね」
アマツの顔が、明らかにさっきまでとは違う様子に歪んでいく。
違う。こいつは、アマツは、こちら側の人間だ!
そう思い、武装化のコマンドを唱えようとした俺の前で、アマツは扇子を素早く横に払った。

「僕が制裁する!」

アマツがそう叫ぶと同時に、猛烈な突風が吹き抜け、空がかき曇る。
俺の武装化はギリギリのタイミングで間に合い、俺はその風と共に襲ってきたアマツの扇子(当然、ブレード付き)と、水の刃をガードする。
アマツはさらに歪んだ笑みを浮かべると、俺に語りかける。
「さあ、かかっておいで。この僕と、番長ごっこで喜んでる君の格の差を教えてあげるよ」

確かに、こいつは格が違う。
ベリ雄と二度目に戦ったときの竜巻や麗臼の炎も手ごわかったが、天気ごと変えるヤツは始めてお目にかかる。
だが。
こいつは言ってはならないことを言った。
「俺と寺園先輩の激闘が遊びだったかどうか・・・」
一度武器…オベリスクをしまい、俺はアマツにダッシュをかける。
「てめえのその身で確かめやがれ!」
風をはらんで宙に浮くアマツの足元でオベリスクを構えなおし、腰を落とす。
「食らえ!竜撃砲!!」
ガスバーナーのようにゆっくりと炎を吹く銃口から、刹那、爆炎が迸る。

俺とアマツの戦いが幕を開けた瞬間だった。

久々にブログ更新したと思えばコレかよ的な。
当然勢いで書いた。別に反省はしていない。

続き。
俺の竜撃砲がこんなに効かないわけがない(おいおいおい

投稿者 ushila : 19:48 | トラックバック