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2007年09月20日

ジョシュ・ハートネット3題

ジョシュ・ハートネットが出ている映画を3本観たので感想。
ラッキーナンバー7、モーツァルトとクジラ、ブラックダリア。
ジョシュ好きってわけでもないのですが、たまたま同時期に観たので。
ネタバレは無いと思いますけど、心配な方はすっとばしてください。

ラッキーナンバー7
たぶんオーシャンズシリーズを意識しての作品だと思う。有名俳優が多く出てる映画。
ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン
ベン・キングズレー、スタンリー・トゥッチ。オリバー・ツイストのベン・キングズレーだけは
あまり印象に残ってないけれど、確かに豪華なキャストだとは思う。
ちょっとコミカルなコンゲーム(騙し合い)映画かなぁ。ストーリー自体は好きなタイプだけど
割と脈絡がなく殺人がおきているのがいや。
ジョシュは不運な男を演じているけど、あんまりコミカルじゃないんだよなぁ。
もうちょっと、こう、シリアスな中にもコミカルをかもし出して欲しかった。
これだけキャストを揃えると、それぞれ出番が少なくなるから仕方ないんだけど、
モーガンは、もうちょっと重くしてあげようよとか、ルーシーは謎めいた設定なんだから
もっとひねって欲しかったとか、何よりも「プラダを着た悪魔」のゲイ上司役で
すっかり僕の中ではブレイクしたスタンリーの扱いがちょっとかわいそう。
予告が良くてすっごく期待した映画だっただけに残念度は大きかった。

モーツァルトとクジラ
シャリーズ・セロン&ジョシュ・ハートネットの恋愛映画。
ジョシュが演じる主人公のドナルドはアスペルガー症候群という自閉症を抱えていて、
同じハンデを持つ人たちのコミュニティを作り、そのリーダーをしている。
そこへシャリーズ演じるイザベラが入ってきてごにょごにょごにょ、というストーリー。
この映画を観るとどうしてもスウィート・ノベンバー を思い出してしまう。
どちらもシャリーズは奔放で純粋な女性を演じている。重い荷物を背負ってるのも同じ。
過去やハンデに関係なく恋愛に真摯に突き進むべし。というメッセージかなぁ。
ジョシュは難しい役柄にも関わらず、上手に演じていたと思う。僕としては合格点をあげたい。

ブラックダリア
実際に起きたブラックダリア事件をモチーフにしたジェイムズ・エルロイの小説の映画化。
ジョシュ・ハートネット/スカーレット・ヨハンソン/ヒラリー・スワンク/アーロン・エッカート
以前にもここで書いたと思うが、スカーレット・ヨハンソンは好きな女優の一人。
1940年代、ロス市警に勤務していた二人の刑事が担当した女優殺人事件の犯人探しと
スカーレット演じるケイと刑事たちのの三角関係を絡ませたサスペンスミステリー。
全般的に暗いイメージでサスペンスの流れ。スカーレットの美しさは際立つが、
事件の残虐さを打ち消すような救いどころにまではならない。
ストーリーがしっかりしているのでそれなりに面白かったですが、元の事件が暗いので
ルンルン気分で見る映画ではないです。

投稿者 kawamomo : 2007年09月20日 08:55

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