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2006年05月20日

5/20 文学座+青年団 自主企画交流シリーズ 「忠臣蔵」@アゴラ劇場

2006年度の駒場アゴラ劇場支援会員制度を利用してみてまいりました。その8。

文学座+青年団 自主企画交流シリーズ 「忠臣蔵」
演出:戌井市郎(文学座)
 作:平田オリザ(青年団)

大石とその家来の侍達。
吉良邸に討ち入るか、それとも篭城を選択するのか。。。

動きはほとんどない会話を楽しむ劇。47分。
主張を持たない家来。
“武士道”という言葉は持ち出すけど、貫けない家来。
結局、わがままな家来。
理屈をこねてる様で、どこかまとめきれない大石。

現代人を映し出して、ときには笑いを誘うものもあり。
でも、それは自分達が写っているものを笑っているのかもしれない。
なんだか、なーなーな結論に収束してしまってるところは
まさに現代、なのかなあ(苦笑)。

ところで、パンフレットの
「若し眠気がさしたら演出が悪いのです。」
という戌井さんの言葉には拍手を送りたいです。

投稿者 i_rain : 2006年05月20日 23:45

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