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2005年10月31日

10/30 ソウルノート@駒場アゴラ劇場

青年団+劇団Park。
平田オリザ原作の「東京ノート」を
韓国の演出家Park Kwang Jung が「ソウルノート」として脚色したものが
アゴラ劇場で公演となりました。
韓国と日本の役者20名近くが演ずる劇。

2014年のソウルのとある美術館の休憩室が舞台。
欧州で起こった戦争から逃れた絵画たちが集まるがごとく、
現地韓国の人々、日本から移り住んだ人、日本から訪れた人が待ち合わせては去ってゆく・・・。

肝心の感想なのですが、
韓国語と日本語が飛び交い、韓国語のセリフに対しては字幕付きでの鑑賞となり、
さらに同時多発的にセリフが発せられたので
セリフを追うのもおぼつかなかったのが正直なところです。

戦争というものに対する登場人物それぞれがとっている距離はさまざまで
セリフの中に見られるその違いをちょっと考えさせられた感じでした。

役者20人弱で観客は80名くらいなので、なんだか贅沢な劇だな、と単純に思ったりもしました。

今年度のアゴラ支援会員のチケット引換券もあと2枚となってしまいました。
1500~3000円くらいの料金の劇を1万円で7回見られるのは随分とお得です。
来年度も支援したいと思います。

投稿者 i_rain : 2005年10月31日 22:10

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