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2012年06月13日

その後のBBB9900

9900が欲しい人に大勢お越しいただき、ありがたいことです。

というわけで、何となく購入から1ヶ月ぐらい経ったところで、その後の使用感レポートをば。

◎本当に良くなったブラウザ
 ブラウザについては体感ではっきりと機能向上がわかります。通信速度に変化がないはずのwifi環境でも描画スピードが違います。
 その関係で、Operaの使用シーンが明確にこれ、と言いにくくなっています。パーツてんこ盛りのアフィブログとかはOperaの方が描画のしかたが上手いかもなー、という程度でしょうか。

○地味に早いデータ転送速度
 あくまでも「地味に」です。やっと2桁メガですからね。ただ、これ以上の転送速度を求めている人は、BlackBerryに求めるものが違うと思います。あればあったでうれしいけど。

○素直な無線LANアダプタ
 これも普通のスマホからすれば普通のことが普通にできるようになっただけですが、普通が普通じゃないのがBlackBerryなので。

△しょっちゅうコケる日本語変換
 長文を打っていると、だらしなくエラーメッセージを出して変換に失敗します。
 後述の通り予測変換オフで運用しているので、打ち直しが非常に面倒です。
 が、9700は日本語変換がコケるとコンフィグから立ち上げ直しだったので、それに比べれば全然マシでしょうか。
 と言うか、blackberryにこそATOKじゃないのかと、docomoを小一時間問い詰めたいです。

●心許ないバッテリー駆動時間
 今時のスマホは高速化&大画面化とバッテリーの大容量化のおっかけっこなので、どれもこれも似たようなものなんでしょうが、9700の長いとは言えないまでも普通の生活サイクルなら十分1日持つバッテリーに比べると、本当に何で容量減らしちゃったかな、という気持ちで一杯です。
 ツワモノの皆さんはバッテリー二個持ちで対応なさっているようですが、僕は他にも装備があるので、iBUFFALOのモバイルバッテリーを持ち歩いています。
 って言うかスマホ全般が会社で充電ありきなんじゃねーかという疑念が沸々とわいてきます。

●起動の遅い予測変換
 最初のひらがなを打った瞬間に若干のタイムラグを感じます。
 あとは、予測変換時のスライドパッドの操作が横方向しか受け付けないので、9700からの乗り換えだと、単純に操作方法の変更にともなう違和感がなきにしもあらずです。
(9700の予測変換は下向きに候補選択ができたような気がする)
 よほど定型文ばかり入力するのでもないかぎり、指がキーボードから離れるデメリットの方が大きいような気がします。
(今予測変換オンで書いてますが、ほとんど使ってません)
 と言うか、blackberryにこそATOKじゃないのかと、RIMを小一時間問い詰めたいです。
(なぜかジャストは問い詰めない)

●知らんうちに更に減ってた内国産アプリ
 NAVITIMEが無料状態でも結構いい仕事をしてくれたんですけどね。
 今や路線検索のためだけにGoogle Mapsを立ち上げる有り様です。まあ、できることは大して変わらないからいいけど。

□結論・アゲイン。
 BlackBerryはそもそも完成されたハードなので、どうも9900は保守的な設計に見えますが、通信回り以外の機能追加は機械としてのバランスを崩す結果にもなりかねません。

 「一番小さい?文字情報記録・発信ツール」としてのBBBは、やっぱりアレやソレとは違う機械として、役割を明確化して持つべきでしょう。
 9900はだいぶマイルドというか、器用になったとは言え、それでも、「スマホらしいことはこれ1台で何でもできる」機械が欲しい人とは相容れない機械だと思います。
 ちょっと前の記事を見ていただけばわかるとおり、僕のカバンの中にはBlackberryとAndroidとi OSが揃い踏みしますが、それでもワンセグとおサイフケータイは死角ですし。
(地震直後は何かあったときのため用にワンセグつきのガラケーもSIMなしで持ち歩いてた)

まあでも、この記事ぐらいの文章は苦労せずに書けますので、ちょっと長い文章を書く用事がある人は、購入を検討してもいいんじゃないですかね。
見た目もかっこいいし。

投稿者 ushila : 2012年06月13日 20:31

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