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2009年10月07日

木津未来来(きつ みらくる)。

といえば、きっちりさんの命名候補のひとつなわけですが。
(もうひとつはトメ。ある意味木津多祢(きつ たね)さんとの
 対比で言えば、木津トメのがしっくり来ないでもない)

「未来来ちゃってるな」(みらいきちゃってるな)

は、実はここ数年わりと口癖だったりする。

未来は未だ来ずと書いて未来なわけだが、
どうも最近未来はすでに来てしまっていると思えてしょうがない。
(ここまで読んで「未来」がゲシュタルト崩壊しちゃったあなた、
 負 け で す 。)

大きい技術の世界は、不景気&省エネの昨今、そうそうドバンと伸びる要素が見当たらないが。
それでも、アトムは無理でもアシモなら、核融合はダメでも燃料電池ぐらいまではなんとかなるのが、「今」という時代だ。
近い将来初音ミクに自我が芽生えて「ひゅうが」あたり乗っ取っちゃうかもしれない。

小さな技術の世界になると、
ポテチや醤油にはいちいち「遺伝子組み換えでない」って書いてあるし、
無線カメラカプセル飲んで胃腸の撮影ができたりもする。
「生物農薬」としての「羽根の生えないテントウムシ」ってなんだよ。
単語のつながりが一個もわかんねーよ!(逆切れ)
(一方アメリカはカブトムシをリモコン操縦することに成功していた)

日本の携帯電話は多機能化の方向に向かっていて腕時計型になる見込みはないし、自動車にフルスクリーンサイズのヘッドアップディスプレーが装備される気配も無いけれど。
(「パトレイバー2」の、あのシーン好きなんだよね)

光ファイバーとかテレビ電話とか、十分未来技術だったはずじゃんか。
おまけに無線でも2桁メガバイトの通信が可能なわけで。
数年前まで同程度のADSLが「速い」って言われてなかったか?

もうこうなって来ると、僕らは未来に生きている、と思ったほうがいい。
誰一人「今から未来です」なんて言ってくれないけれど。

ってことはさ。
明るくない未来だって、もう来てるかもしれないんだよね。
とりあえず、いろんな物事で、「阻止限界点を超えちゃってるんじゃねーか」と思うことは間々あるわけです。

悪の科学者や悪のコングロマリットぐらいは攻めてくるかもしれないこの世界で、僕らは僕らのアティテュードを、未来モードに変えなきゃイカンのでは無いだろうか。と。

ところで、何で「未来」を語るとき、主語を「僕ら」にしたくなるんだろうか。
宇宙人の主語は「われわれ」だそうだが。

投稿者 ushila : 2009年10月07日 21:55

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