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2007年03月01日

「バカ力」ふたたび。(その6)

●バカ傾向と対策

4.結果と能力に対して正当な評価を行う
 バカは能力に偏りがあるので、常に安定した成果を残すとは限らない。
 このため、バカの残した成果は、往々にして過小または過剰な評価を受けるのであるが、このこと自体、バカ力の活用において大きな妨げになることに留意すべきである。

 まず重要となるのは、バカの残した成果を可能な限り客観的な数値で計測し、主観を排して評価することである。

その上で、
 ・一回ぐらい成果を出したところでバカはバカなので、違う局面でも同じように成果を出すと思いこまない。
 ・同じ失敗を繰り返し、思うような成果を挙げないバカも、違う局面ではめざましい成果を上げるかもしれない、と言う儚い希望を常に失わない。

ことが重要である。
故人曰く、白い猫でも黒い猫でもネズミを捕る猫はいい猫だそうである。
ちょっと意味は違うが、バカだろうが利口だろうが、成果を上げられる(たとえば、金をくわえて帰ってくる)人間は有用なのだ。

投稿者 ushila : 2007年03月01日 23:12

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