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2006年01月19日

ドラマ版「セカチュー」

山田孝之の芝居がうまいのはもともと知っているので。

綾瀬はるかに努力賞。
この人はポカリのCMといい、「白夜行」といい、ちょっとお肌の露出多めのお仕事が多いと思ったら、そういえばグラドルとかもやってたんですね。
ワールドカップ水着、どっかで見覚えがあるわ(笑)。

ある意味前時代的な体当たり演技といえなくもなくて、7,8年後ぐらいに、
「表現に必然性があれば、わたし、脱ぎます!」
とか言ってくれそうで楽しみだが、それはさておき。

前半はほほえましく見たし、後半は後半で少女が死を受け入れていくさまを(その是非はさておき)好演しているのではないかと思う。

ストーリーとしての出来については、原作読んでからじゃないと公正な評価じゃないんだろうな。

とりあえず今思っているのは。
死んだ恋人の骨を思い出の依代にしている男、というのは、もしかして「骨まで愛して」というシャレではないのかと(おそるおそる)。
それはもちろん冗談にせよ、そういうサクのありように象徴されるのは、純愛、というよりも、純粋さゆえの小さな狂気が、たくさんのボタンのかけ違えによって膨らんでしまい、一人の少年(男性)を縛り付けていたことなんではないか、と感じる。


愛とは狂気なのだ、と言うのなら、俺ごときは平伏するしかないけれども。


それから、最終回のエンディングで廣瀬夫妻がカニクリームコロッケ食ってる絵が泣けた。
われながら妙なところにツボがあるなと思った。


しかし、俺はものすごい野暮テンだな。我ながら。

投稿者 ushila : 2006年01月19日 22:19

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