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2005年06月26日

県大会5回戦と準々決勝

5回戦も強豪チームとの対戦。試合中の後半相手チームの父兄から
「7割はボール支配してるんだから頑張れ~」との声援がとぶほど、
実際には8割くらいは相手チームが攻めていたんだと思う。
例によって抜かれても抜かれても湧いて出て来てクリアするサッカー。
しかも今日はセンターバックのタクトが風邪で熱があるのを押して出場
しているせいか、いつもの切れがない。それを助けるはずのサイドバックの
愚息も巧い奴には滅法弱いので抜かれまくり。それでも凌ぐ凌ぐ、また凌ぐ。
後半、相手ファールからの距離のあるフリーキックをキャプテンのマーが
見事に決めて、1-0。その後も怒涛の攻めをしのぎつつ、さらには相手に
PKまで与えたのに、タックンパワーで外してもらって結局、1-0で勝利。
まさかの勝利に我を忘れるくらいはしゃいでしまった。これでベスト8。
午後からは引続き準々決勝。相手は同じ市内のクラブチームでこれまた強豪。
順当に勝ち上がって来たという感じで余裕すら見えかくれしていた。
それでも前半は、持ち前のねばりで0-0で折り返す。この暑さと人工芝の
照り返しで子供たちの疲労はかなりのものだったようだ。後半に入って
両チームともに動きが鈍くなった。そんな中で後半早々にマイボールの
スローインから縦に切れ込んでのセンターリングにリョウタがきれいに
合わせて先制ゴールを決めてくれた。もしかしてと思ったのも束の間。
これで目を覚ました相手チームの怒涛のラッシュに耐え切れずに、
ディフェンスが崩されて同点。この勢いに乗られ逆転のゴールを許してしまった。
残念だったのは、このゴールの判定。ミドルシュートがクロスバーにあたって
真下に落ちてゴールの外に落ちたボールをキーパーがキャッチ。
オフサイドラインにいた線審の位置では、ゴール判定は難しいと思うが、
ゴールのジェスチャー。主審もこれを見てゴールをとった。
審判の判定なので仕方のないことだが、これが決勝点になっただけに
後味の悪い結果になってしまった。
試合後に泣きじゃくるキャプテンのマーと副キャプテンのショウタ。
それに風邪で熱のあるタクトがシャクリあげていたのが胸に刺さった。
どれだけのチームの親やコーチがこういう姿を見て勝たせてやりたいと思うのか
わからないけれど、僕も極めて自然にその中の一人になってしまった。

投稿者 kawamomo : 2005年06月26日 22:20

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