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2008年01月20日

1/19 青年団プロジェクト公演 「隣にいても一人」@駒場アゴラ劇場

1/17~1/27の間にアゴラ劇場で行われる

青年団プロジェクト公演 「隣にいても一人」

を見てきました。

「隣にいても一人」
作・演出:平田オリザ

今回は、三重、広島、青森、熊本の4都市でオーディションを開催があって、
青年団と現地の演劇人のコラボレートによる現地での公演を経て、
その公演たちが駒場アゴラ劇場へ集結しました。

青森編・帯広編・盛岡編・三重編・広島編・熊本編・関西編・大阪編
の8つがあり、見比べると面白いかと思います。

65分くらいの短い不条理劇でなかなか面白いので
観劇したことのない人にもお勧めできます。
2000円と手ごろなのですが、盛況なようなので、
行くなら劇場に確認をとったほうがいいかもしれません。

この日は、広島編・帯広編・青森編の3本を見てきました。
(他の公演は残念ながら見に行けないのですが・・・)

以下、ごく簡単にストーリーに触れます。

ある日、朝起きると、“夫婦になっていた”(と認識した)昇平とすみえ。
電話を受けた、昇平の兄、義男がやってくるが、
二人の主張の「なんだかわからないけど、起きたら夫婦になってた」
という主張に混乱するばかりで・・・。

広島編・帯広編・青森編の順に見ましたが、青森編の津軽弁は強烈でした。
広島編・帯広編を見た後だったので、科白の意味がわかっていましたが、
はじめに見たら、多分、わからなかっただろうと思います。
また、渡辺源四郎商店の店主でもある
畑澤聖悟さんのスキンヘッド姿の強面な義男役が、
怖いときとコミカルなときの差異がすごくて笑いましたね。

帯広編は、龍昇企画の龍昇さんが義男を演じていましたが、
役への溶け込み方が他の方よりも一枚上手な感じで、
“どこか下手で不器用な人間”を上手く演じてる感じでした。
最後の拍手が長かったですね。

広島編でも義男役の方の個性がありましたが、この劇は義男役が肝ですね。

青年団の永井さんが義男を演じる関西編、
同じく青年団の角舘さんがすみえを演じる盛岡編も見たかったなあ。

ほんとに、初めての方にもお勧めできる劇なので時間があればどうぞ!

投稿者 i_rain : 2008年01月20日 00:35

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