仮説:無料ホームページはPageRankが高い?

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アクセスログを設置して、Googleの検索結果を見ながら考えていて、ある一つの仮説が浮かび上がった。

それは、

「無料ホームページの評価が高い」

ということだ。

また、これを裏付ける条件として、

「巨大サイトの内部のコーナーの評価が高い」

という部分もある。

これは、米Tripodの中に設置して、みるみる他のサイトを抜いてトップに躍り出て、更新停止後もなお根強く残る「http://torihan.tripod.com/」と、独自ドメインを取得したにもかかわらず、80位あたりを低迷している「https://www.torihan.com/」のアクセスログ比較から推測したものである。ちなみに、米Tripodのトップページのページランクは9である(2004年1月現在)。

推測1.無料ホームページは、ユーザーが同じドメインの中にひしめき合っている。独自ドメインの場合は、そのドメインの所有者だけのサイトだが、無料ホームページでは、それと同クラスのものが数万、数十万と一つのドメイン名の中に集まっているのだ。そうすると、単純にページ数だけでも、大きな差があると考えられる。

巨大サイトの中の1コーナーとして、CNETレビューのSS900というIDを持つレビュアーの方の紹介ページ(http://review.japan.cnet.com/pub/cgi/profile.cgi?member_id=S3XMYCVVTU)が、「http://www.ss900.com/」の上位に君臨している期間があった。今はランキングが入れ替わっているが、「SS900」というキーワードで、申し訳ないが、CNETレビューのレビュアーでマザーボード1枚のレビューしかしていない人を検索することはあり得ない。これは、cnet.comという巨大なドメインの中の1コーナーという恩恵を得ているからに他ならないと考える。ちなみに、CNETのトップページのページランクは9である(2004年1月現在)。

推測2.巨大サイトは、同じドメインに含まれるページが膨大にある。このため、独自ドメインの場合に、そのドメインの所有者だけが展開するページ数に比べ、ドメインとしての重みづけが変わってくるのではないかと考えられる。

さて、個人のサイトを持ち上げる方法としては、もちろん、アイデンティティーとして、独自ドメインを放棄する必要はないと思う。

ではどうするか。

1.無料のホームページスペースに、出店を置く

ということである。これは、無料で比較的条件のいい、とかそういうことは関係なく、あくまでPageRankの高い無料のホームページスペースにするということだ。米Tripodが9、米Geocitiesが8、日Geocitiesが7、というページランクであることは無視できないと思われる。単純に考えて米Tripodに作成するのが一番の近道だ。

実験的に、自分のRGV-250Γのサイト(http://www.ss900.com/rgv250/)へリンクしているだけの、VJ22A(http://vj22a.tripod.com/)というサイトを作って見た。入り口しかないこのサイトがどのように評価されるか。ちなみに、自分のサイトは現在Googleで「VJ22A」で検索すると84位に位置している。VJ22Aだけのサイトは他のどこからもリンクされていない。むろん、自分のサイトからもリンクしない。


2004年8月30日、Googleで「VJ22A」で検索すると自分のRGV-250Γのサイトがトップ、VJ22Aという入り口だけのサイトが2位という結果に。全然実験になりませんでした(笑)。

2004年9月4日 うっかりしていました。上記文中でリンクしてしまっているではありませんか(苦笑)。リンクを削除しました。

2.に関しては、巨大サイトの中にどうにかして、自分のサイトへのリンクを張ることはできないか、ということに専念するのがいいだろう。 

実験的に、自分のCNETレビューのプロフィールのところにアドレスを書いてみた。

しばらく様子見してみることにする。

 

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