olivetti ANK28-106J

霧縞の手にしたパーツたちについて個々に語る。
( 2013年4月9日 更新)

欧文タイプライターの名門、オリベッティ社(olivetti)のキーボードです。
このキーボードはツートップかなんかで\2,480で購入したかと思うのですが、
オリベッティもパソコン事業に挑んでいた時期があって、
その時のものなんでしょうね。
今思えば、もう1、2本買っておいても良かったなあ、と思う、お気に入りのキーボードです。

打鍵感は、ラバードームっぽいのですが、
最初押し込むときに腰があって、それを乗り越えると軽くストロークして、
ボトム感があります。打鍵した、しない、を手で確かめながら打てるので、
非常に重宝します。

キーボードの打鍵感は、

指を乗せたときのぐらつき、
押し始めた時の反発力、
あるレベルで押し負けてストロークし始め、
あるところまで押し込んだところで、
入力が検知され、ストロークが終了したことを示すクリック感があり、
最後に底付きする。
そして離したときのキートップの戻り、
ここまでのフィーリングを総合的に話している。

嫌いなのが、ストロークが終わるのと、底付きするのがほぼ同義のキーボード。
一番奥までぎゅうぎゅう押すように出来ている。

それより、押し負けてストロークしたら、その反動で下がるところまで下げて、
底付きさせないで使える方がゆびへの負担も少ない気がするし、
打鍵スピードも上がるのではないか、と思ったりするのであった。

olibettiのロゴが誇らしげです。

キートップはよく見るとブルーで印刷されていて、綺麗なときはなかなかおしゃれでした。
いまや手あかで見る影もないです。

惜しむらくは、プリントなので、長年の使用で字がかすれてきてしまっていることでしょうか。
でもいまだに現役で使い続けています。

なかなか、これと同等のキーボードは見つからないものです。

現在は、マジェスタッチの茶軸を使っています。

黒軸は合わず、青軸はカシャカシャうるさすぎるので。

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