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2009年12月17日

中学の同級生

理由は全くわからないのだが、最近中学の同級生のM君を良く思い出す。
M君はいわゆるいじめられっ子で、彼とは中1の時にクラスが同じだった。
僕の行っていた中学は、学区に小学校が2つあり、その出身小学校によって
微妙にグループが分かれていた。僕と彼は小学校が違うのだが、彼は小学校の頃から
いじめられていたそうだ。そして中学に入ってからもあたり前のようにいじめられていた。

いじめの内容は全く覚えていないが、いわゆる仲間外れ的なものやパシリ的なこと、
暴力的なこともあったんだと思う。ただ、良い子ぶるわけじゃないが、
僕は彼と同じ剣道部ということもあって、普通に良く遊んでいた。
そんな彼にある日、「お前は俺の親友だ」と言われたことがあった。当時、彼を
いじめるパターンとして「親友なんだから○○やってくれるよな?」と彼に無理を
押しつけるというものがあった。彼は何故か「親友」という言葉に弱かった。
僕はそんな彼から親友だと言われて、とても困惑した。もちろん、彼と親しくしていると
僕もいじめられるんじゃないかという怖さもあったし、そう言われて以来彼とは疎遠に
なった。
というよりむしろ彼をいじめる側に回った。
そのことが30年たった今、すごくひっかかっている。彼の顔が鮮明に思い出される。
少なくともここ10年、彼のことを思い出したことなんか一度もなかったのに。
人は年をとると、ふとしたキッカケで、こういう思い出にひたることがあるのかな?
それとも、最近頻発しているひどい偏頭痛の影響なのかな?脳とは不思議なものだ。
そう考えると、この思い出も事実なのか怪しくなってきたなぁ、僕の妄想なのかなぁ。
そんなどうでも良いことを考えてしまう毎日なのです。

投稿者 kawamomo : 2009年12月17日 23:07

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