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2009年09月26日

誕生日

リアルタイムでその日のことを書くのは久しぶり。
たいていは、どこかで書いた文章を遅延して書くパターンばかり。
今日は46歳の誕生日、我ながらかなりの年寄りになった気がする。
今の会社の入社時に撮った写真を社員証に貼って首からさげてるのだが、
先日、それと僕自身を見比べられて、「入社後にすごく老けた」と言われた。

確かに自分でも、容姿にしてもメタボな体型にしてもかなり老け込んだと思う。
だからと言って、若作りする努力をするわけでもないのだけれど。
ただ能力の衰えとは戦っていきたいと思うので、まだまだ若いもんには負けんという
気構えだけは持ち続けたいもんだなぁと誕生日に思ったのでした。
やっぱりまだまだ努力が足りないなぁ、がんばんべぇ。

投稿者 kawamomo : 22:56 | トラックバック

2009年09月22日

紫電改

8月末の週末、友人と二人で紫電改を見に行った。彼のビッツで高速飛ばして四国まで。
考えてみれば友達と旅行なんて何年ぶりだろう。結婚してからはもちろん初めてだし、
結婚前もグループ旅行はあったけど、男二人で旅行に行ったことなんて人生初だなぁ。
旅の目的は紫電改展示館見学。これは愛媛県の旧御荘町(今は合併して愛南町)にある、
まさに紫電改だけを展示したもの。紫電改は終戦間際に投入された日本最強と言われた
戦闘機である。そんなことすら展示館に行くまで知らなかった僕だが、友人の行きたい
という要望に、運転を交代していけばすぐだよと、ふたつ返事で答えてしまった。

到着までには、いろいろとゴタゴタもあったが、無事に到着し、ゆっくり見たいという
友人だけを置いて、展望タワーにでも行くつもりだった。
とはいえせっかく来たし、無料なので写真だけでも撮るかかと展示館に入ったが最後、すっかり紫電改の魅力にとりつかれてしまった。
旋回時の荷重によりフラップの角度を変えるという日本的なエンジニアリング。
この機体に乗っていた剣部隊という本土防衛のために集められた精鋭たちのドラマ。
戦後の徴収と破棄で日本には存在しないはずの、40年近く海で眠っていた機体。
どれも心にひびくものばかりだった。それから、なんと言ってもシビレタのは、
紫電改のパイロット杉田上飛曹の座右の銘「ニッコリ笑へば必ず墜す」だった。
この言葉が、この時代にどんな風に受け止められていたかは想像できないけれど、
緊張すると何もできなくなる僕にとって、目指すべきゴールのような言葉だと思った。
何を「墜す」かは、ま、おいといて。

投稿者 kawamomo : 11:38 | トラックバック

2009年09月21日

師匠

師と仰ぐ人が何人いるかなんて、普段は数えたこともない。
身近で良く相談する人、滅多に会わないけど影響を受けてる人。
辛い時に助けてくれた人、年下だけどいつも感服させられる人。
尊敬する人はたくさんいるけれど、師匠と呼べる人は意外と少ない。

でも、あの人は、間違いなく師匠だった。明快な言葉でいつも
進む方向を示してくれていた。強烈なインパクトだった。
エンジニアリングとは無縁の人で、仕事の話がほとんど通じず、
なんのためにプロジェクトに参加しているのかわからなかった。
でも明確なビジョンを持って、ブレることなくひっぱってくれた。
二人で飲んでて財布を無くされたことがあった。僕を喜ばそうと、
普段は行かない店に行った時のことだった。責任を感じた僕が
次の飲みの会計の時に「今日は僕が・・」と言いかけたら、烈火の如く怒られた。
誰からも慕われていて、慕われていることを自慢していたのに
嫌味を感じさせなかった。
訃報を知らせるメールには、転送元の誰かの言葉が書かれていた。
「誰に迷惑を掛けるでもなく、自分の主義主張、生き方、ライフスタ
イルを変えることなく逝ってしまいました」
確かにそうかも知れない。でも、逝く時くらい誰かに迷惑をかけて
ほしかった。彼を想う人たちに見守られて逝って欲しかった。
ずいぶん前に電話で話した。「今度必ず沖縄に行きます」と
約束したのに守れなかった。
7月18日から2ヶ月たつのに、まだ悲しみが癒えません。
こんなにグジグジしていたらたぶんまた怒られると思う。というか怒ってほしい。

投稿者 kawamomo : 07:58 | トラックバック

2009年09月20日

地上波海外ドラマ

最近見ていたのは「マッドメン」と「ドクターハウス」。
「マッドメン」は、シーズン1の地上波放送が終了してしまったのだけど、
「ドクターハウス」の方は10月からも引き続きシーズン2が放送予定。

「マッドメン」は米国60年代の広告マンを描いた作品で、米国では
いろんな賞を受賞しているという評判の良いドラマ。
でも僕の目当ては、主人公「ドン」の秘書のペギーが全盛期の牧瀬里穂に
似ているところだったのだけど、そのペギーが役作りのためか、
中盤以降ちょっと太ってしまって、牧瀬どころじゃなくなってしまった。
ドラマ自体は、当時の広告業界の裏事情や駆け引きの面白さを描いてて良いのだが、
現代とのモラルや習慣の違いが米国人でない僕には、ついていけない感じがした。
とはいえ、シーズン2がはじまったら観ちゃうんだろうけど。

ドクターハウスの方は、主人公のハウス医師になじめず惰性で観ていたのだが、
いつの間にか、じっくりドラマを楽しむようになってしまった。
医療ドラマというよりも推理ドラマに近い感じで、原因不明の病気を探りあてるという
毎回同じ展開なのだが、よくできた脚本と、医師らしからぬ言動のハウス医師に、
先の読めないドキドキ感が心地よい。
個人的には、シーズン1の14話に24のニーナ役のサラ・クラークが出ていたのが良かった。
ゲストなので、1話だけでしたが、これだけでもDVDを買う価値があるなと思いました。
シーズン2も楽しみです。

投稿者 kawamomo : 21:31 | トラックバック

2009年09月18日

最近みたDVD映画ランキング(邦画編)

久し振りのランキングです。観たのはかなり前です。6月くらいかなぁ。
ブログ用に書きかけだったのを見つけてちょっと手直ししました。

以下は当時の書き出しから。

去年の9月に1週間入院して治療したはずの副鼻腔炎。術後の経過が悪く再手術。
医者曰く「かわももさん、ちょっとした手直し手術なので簡単ですよ。」
てなこと言われて、その気になって手術したのだが、完全に騙された。
術中も痛かったけど、終わってからも辛かった。おかげで土日も完全につぶれて寝たきり。
で、寝たきりの友と言えば映画。熱中すると痛みを忘れられるし、熱中しなければ入眠
作用もある。
というわけで週末にみたDVD映画ランキング(邦画編)です。

①ハッピーフライト 
特撮ドラマGAROの肘井美佳さん目当てで見たけど、意外にハマった。
コミカルな感じも、ちょっとした航空機パニックな感じも重くなくてほどよい感じ。
あと、ロマンス要素が薄いのもヨシ。最近、面白くて2度見映画はこれだけ。

②おくりびと
噂にたがわぬ傑作。内容は語るまでもないので、省略。
モックンの鼻うがいのシーンがとても参考になったなぁ。
ま、彼がやるからサマになるんだろうけど。

③容疑者Xの献身
東野圭吾の原作だもんなぁ、よくできてるよなぁ。湯けむりな事件とか、家政婦が
見ちゃうやつとは違うよなぁ。ただ、配役はあれでよかったのかなぁ。
あのラストシーンを演じきれる役者って、日本にはあまりいないんじゃないかなぁ。
ハリウッドでリメイクしてくれないかなぁ。

④僕の彼女はサイボーグ 実に惜しい。綾瀬はるかの魅力は十分に生かせたと思うけど、
物語としてはちょっと。タイムパラドックスを描くのは難しい。
でも、綾瀬さんがとっても奇麗にとれているのでここにランキング。

⑤大決戦!超ウルトラ8兄弟
ウルトラマンからエースまでの主役とヒロインが勢ぞろい。人って年をとると
ずいぶん変わりますなぁ。あたり前か。
平成ウルトラマンのティガ、ダイナ、ガイアの主役とヒロインも3組でてきたが、
相変わらず美しくてヒトキワ目立ったのが、レナ役の吉本多香美さん。
ただ、あの濃い演技はどうにかならないかなぁ。
その他にも新旧シリーズ関係者がちらほら出演。わかる人もいたけど、
わからなかった(気がつかなかった)出演者もたぶんたくさんいると思う。

⑥僕たちと駐在さんの700日戦争
市原隼人主演の青春コメディ。市原隼人なかなかい~じゃん。この世代の男子学生を
描こうと思ったら、みんなヤンキ―でケンカに明け暮れるってのは現実的じゃないよね。
かと言って警察官にいたずら仕掛けてばかりいる学生も現実的じゃないけどね。
とはいえ、おいらはこっちのセイシュンの方に共感するなぁ。

⑦花より男子ファイナル
どう考えても松潤よりも小栗旬を選ぶよなぁってことで、小栗旬はかなり
見た目を落としていたような気がする。(メイクとかで)
相変わらずお話は陳腐なんだけど、映画なのでお金をかけて作ってはある。
海外ロケすりゃ豪華に見えるってわけでもないのに、不自然なシナリオ。

⑧ICHI
綾瀬つながりで見たけど、仲間さん見たさで見たSHINOBI以下だったなぁ。
残念ながらアイドル映画の域を脱していないと思いました。

⑨252~生存者あり~
見る前にすごく期待していたことのギャップなのかなぁ。ちょっとがっかり。
これだけ現実的じゃないと感情移入できないので最後まで感動しなかった。
海猿を意識しすぎたんですかねぇ。こういう映画を見ると、日本の映画って
ダメなんだなぁと思います。あれだけの災害でレスキューが分散せずにあの現場に
集中したり、お天気お姉さんの香椎由宇がいつまでも現場にいたりとか。
ラストシーンも含めて突っ込みどころが満載の映画でした。
期待がすごく大きかっただけに、まさかのブービーにランキングでございます。

⑩感染列島
日本だけが壊滅的な被害が出るというのがちょっと非現実的。そんなに感染力があれば、
国内だけで感染を抑えるってのは無理なんじゃないかと思います。
医学的な検証がちゃんととれてるのかいなと思われる点も多いし、ドラマとしても
盛り上がりにかけるし、パニック映画のようなドキドキ感も乏しかった。

言いたい放題って感じですが、あくまで私見であります。ご容赦ください。

投稿者 kawamomo : 07:29 | トラックバック

2009年09月17日

化物語

まぁ、なんというか、見事に化物語にハマってしまった。
化物語http://www.bakemonogatari.com/というよりもガハラさんに。
そもそも千葉のビアガーデンで、ホチキスを武器に戦う少女のアニメを
ウシラさんに見せてもらったのがきっかけだったのだが、この時は、
これほどハマるとは思わなかった。

しばらくして、全話を通してみる会に参戦させてもらうことになったのに、
会当日、インフルで行けなくなったコーチの代わりに大会引率にかりだされ
朝7時集合で会場設営から撤収までをお手伝い。参戦できたのは夜の7時すぎ。
この状態で、アニメなんて見ても10分と起きていられまいと思ったものの、
まぁ、引き込まれるようにその場にあった全話をPSPで見させて頂きました。
うしらさん、きりしまさん、ホントありがとう。
何が良いって、セリフがいいのよね。たぶんリアルの世界ではあんなに情の深い女の子が
いたらかなり引いちゃうと思うのだけど、想像を超えた切り返しと仕掛けに、脳髄が
かなり痺れました。お気に入りは「線路」と「蕩のあと」と「I Love you」かなぁ。
細かいセリフで痺れたのを含めると数しれず。
今年は、GAROの肘井美佳さんヒトスジで行こうと思ったのになぁ。
まさかアニキャラにハマるとはねぇ。しかし、おいらも年を考えんと。

投稿者 kawamomo : 08:34 | トラックバック